定期監視銘柄について 本日の2銘柄

Surveillanca-Americas-Pasttime-by-Jared-Rodriguez

保有銘柄以外に監視銘柄としていくつかフォローしている銘柄をご紹介します。種銭が増えないと買えませんが、いずれも買われすぎで手が出せない銘柄でないので、うまく銘柄整理できて、調整のタイミングができたら買いたいと思ってます。今日はまず2銘柄です。

MARUWA (5344)

MARUWAは回路・機構部品大手でチップ抵抗器アルミナ基盤で世界シェア4割を占める最大手企業。さらにYAMAGIWAを買収しLEDがもう一本の柱となっている。今期は業績予想は売上・利益ともに20%程度上昇を予想されていたが、4月以降工事ラッシュの期ずれ影響で決算結果は失望を誘うものとなっており、株価低迷中である。リーマンショック後2009年3月期で営業赤字となってい業績を落としている以外は一貫して右肩上がりで営業利益率も25-30%を維持している。これは商品の競争優位性を示唆していると思われる。また非常に好財務で、利益余剰金がつみあがっており、YAMAGIWAを買収したように業績拡大のためにM&Aで成長が期待できると思われる。PERも今期予想で15.46倍とそれほど割高ではない。ただし今期業績がキャッチアップしてくるかどうかは次の決算発表を確認しておきたい。本企業の業績が下押ししているのは一時的要因と考えている。

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コムチュア (3844)

コムチュアはシステムインテグレーターとしてBtoBを基本とし、クラウドやモバイルシステム構築などをおこなうIT企業である。成長は売上・利益ともに毎年15-20%程度伸ばしてきている。今期も第2四半期決算まで期待通り(やや下回る)の売上・利益を出してきている。BtoB業務であり、安定した業績を続けていること、今期政府機関からの受注を得ていることなどから、SIとしての企業地位は他企業と比べて高く、価格競争力を保てていると思われる。

懸念はIT人材不足による原価上昇であり、これは今季業績にもやや現れているようである。

しかしこれまでのリーマンショック時でも営業利益率8%台を保ち、昨期は12.08%まで年々上げてきていることからそれほど心配していない。株価はPER13倍程度でこの一年ほぼ横ばいで推移している。どこかでポンと上に跳ね上がりそうなので、早めに買っておきたい。

 

ブログ開始10日目で、PV1000訪問者数558まで来ました。

本日でブログ開始10日目になりました。

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当初色々苦労もありましたが、だいぶブログをアップするのにも慣れてきました。もちろん初心者であることを忘れずに記事内容・ブログ構成にブラッシュアップを続けていきたいと思います。曜日別に何か傾向が出てくるかもしれませんが、その辺ももう少し時が経ってから分析したいと思います。あとどうしてもカウンターの都合上、確認のため自分がipadやスマホからアクセスした分もカウントされるので実質はもう少し少ないかなと思ってます。

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アクセスが少しずつ増えてくるとやっぱりやる気出て来ます。いろんなアンテナ伸ばして、今興味のある投資・株関連以外にもいろんなことを発信して行けたらと思います。アドセンスやアフィリエイトなどについてはまだまだ勉強不足ですので、まずは記事をしっかり書いて沢山の方に読んでもらえるようなブログにしたいと思ってます。

この記事で47記事目。最初に一気アップしたので、実質3記事/日くらいでアップした感じです。正直これからこの調子でアップできるかはわかりませんが、投資日記+αで最低2記事はアップできるようにしていきます。みなさんに興味を持ってもらえるような記事を書いていけたらと思っています。これからもよろしくお願いします。

書評 『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』  高下淳子著

今日は休日で時間もありましたので、のんびり本を読みました。正直決算書を十分に読みこなせずに投資しているので、これを改めるため本日は『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』を読みました。ザクッと書評をお伝えします。

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書評 『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』  高下淳子著

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本書は比較的初心者向けに、『決算書の読み方』と『経営分析』が両方簡潔に書かれています。所謂本当の初心者の人には少し分かりにくい部分があるかもしれませんが、実際に株式投資をやっていてもう少し決算書が読めるようになりたいと思っている自分のような人間にはちょうどいい感じの難易度だと思います。最初から最後までゆっくり読んでも2時間あれば十分です。もう少しビジュアル使って図解してくれると尚分かりやすいと思いますが、十分に及第点は行っているないようでした。

特に分かりやすく書かれていた参考になる部分を以下に示します。

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上記は賃借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を分かりやすく5つの箱に分けて示しています。これは決算書を読むうえで基本の基本ではあります。

つまり

  • 資産=負債+純資産(⇐期毎の利益余剰金が加算) ⇒ 賃借対照表(B/S)
  • 収益=費用+利益(⇒期毎の利益余剰金として資産へ) ⇒  損益計算書(P/L)

となっているということを図示しています。

会社の収益力を見る指標 ⇒ PERだけでなく、売上総利益推移や販管費推移を見る

普段企業分析を行う際には、自己資本比率やPBR、そしてもっとも重要視されているのがPERではないかと思います。ビジネスモデルの良い会社は成長力があり、収益力もあることが多いですが投資対象を選定するときには、それ以外に売上拡大に対して売上原価や販管費が相対的にどのように推移しているか確認することも参考になります。私はあまり製造業には投資しませんが、特にサービス業やIT企業などにおける売上原価・販管費は今後人件費高騰によって、競争力にも大きく影響を与えることになりますので、毎期しっかりと決算書を確認していく必要があると思います。

他にも営業キャッシュフローを見る重要性、営業キャッシュフローと営業利益の違いなど初心者投資家が悩むポイントについて簡潔に書かれています。

是非皆さんにも読んでいただきたと思いました。お値段もKindle版250円とお値打ちでした。
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ポールトゥウィンHD (3657) 第3四半期決算短信について分析

12月5日に保有株の一つポールトゥウィンHD(3657)の第3四半期決算短信が出ました。ホルダーの方はチェックされたかと思いますが、中々厳しい結果でした。分析をして自分なりに保有を続けていく理由を見つけようとしっかり分析しました。

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売上の伸びが前期比+5.1%、営業益は-21.4%、経常益-25.8%、最終益-31.1%と散々な結果でした。ある程度悪い結果を予想していましたが、それにしてもよくないですね。次に四半期ごとの推移を見てみました。

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こうやって見ると、13年の11月期よりカクンと営業利益率が下がり、売上はわずかに増加傾向であるものの収益性が低下したままであることが分かります。営業利益率は13年第3四半期から20%⇒11.0%⇒14%⇒12.7%⇒11.2%と低下したままです。これは大きな部分が販管費によるものであることが決算書から見て取ることができます。また実は売上原価が上昇しその分総利益がやや圧迫されているのも見て取れます。そしてこれら費用の増加は説明資料などを見ると、事業の拡大のために国内拠点・海外拠点を増やし、人件費(特に国内でのIT関連人不足)の上昇などからくるようです。これらが一過性のものになるかどうかは、国内での競争相手(ハーツユナイテッド)との価格競争、海外での受注が広がるかにかかっています。

今期は札幌・沖縄・仙台などに拠点を広げていることなど、次期以降の受注に向けての布石を打っていると考えています。デバックに関してはネイティブアプリゲームやEコマース市場拡大など、市場が広がることへの疑念はありませんので、ここでの業績拡大に期待していきたいと思っています。

ネット看視についてはかなり利益率が低い労働集約的事業ですが、もう少し利益を上げて欲しいと思います。

財務については、自己資本比率80%で、毎期利益余剰金を積み上げている状態ですので、全く心配していません。

来季に向けては、売上拡大、営業利益率は少し上向きぐらいを期待したいですね。もちろん保持継続で行くつもりです。

書評 『MarketHack流 世界一分かりやすい米国式投資の技法』 広瀬隆雄著

今日は最近読んだ投資関連の本についてご紹介したいと思います。

『MarketHack』ブログと広瀬隆雄さん

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広瀬隆雄さんは投資家の中では広く知られた存在の『MarketHack』の編集長であり、カリフォルニア州投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツ代表でもある人物です。彼は今回紹介する書のなかでも書かれていますが、ここ30年ほど米国株式投資の一線を歩んできています。今回この本を読んだのは、普段欠かさず目を通している『MarketHack』ブログは、とてもロジカルで詳細な解析がなされていてお気に入りとなっていることから、このブログ管理者である広瀬隆雄さんの分析手法が分かりやすく説明された本書を読んでみようと思ったわけです。

書評 『MarketHack流 世界一分かりやすい米国式投資の技法』

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本書は著者自身の経験を交えながら、銘柄選択を行う上で重要な視点が分かりやすく述べられています。以下に自分が気になった項目まとめてみたいと思います。

  1. 純利益やEPSより、営業キャッシュフローを重要視する
  2. 営業キャッシュフロー>純利益を満たている
  3. 営業キャッシュフローが年々着実増えている
  4. 営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)が15-35%
  5. 四半期最後で売り上げが増えている場合、悪い企業だ
  6. 上場間もなく決算を2回連続失敗した会社は迷わず損切りする
  7. 株を購入することは勉強の始まり
  8. グロース投資で株を買った直後から損になるような場合、8%下がったら損切り
  9. ワイド・モート(堀が広い)企業を買う
  10. 「投資」の文字が躍るようになったら、買い手を控える

だいたい上記のようなことが自分が思う本書を読んでためになったことです。営業キャッシュフローはもちろん毎度チェックしていますが過去数年分にわたって継時的にとらえるデータベースはなかなかありません。私は四季報プレミアム契約をしていますので、以下のようなキャッシュフロー推移など見ることができます。

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上記は日本M&Aセンターのデータで、日本企業の中ではかなりピカピカの業績を続けていると思っています。実際日本M&Aセンターは営業キャッシュフローは順調に右肩上がりに増えていますし、営業キャッシュフローマージンは2014年3月期で40.6%に至ります。優良企業においてはやはりエムスリー23.5%、クックパッド29.3%など営業キャッシュフローマージンが保たれていることが分かります。いずれも営業利益はもちろんですが、営業キャッシュフローも順調に増えています。

これらの基準は今後企業を分析していくうえで、スクリーニングに使えるなと思いました。一方で、どのような企業がこのような儲かる構造となるかという点については一概に言えないということも分かります。やはりこの点については、ビジネスモデルをどのようにとらえるのか、これが一番重要だと改めて思いました。

株式投資初心者の方には大変おすすめできる書であると思います。みなさんもぜひ一度読んでみてください。
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