書評 『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』  高下淳子著

書評 『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』  高下淳子著

今日は休日で時間もありましたので、のんびり本を読みました。正直決算書を十分に読みこなせずに投資しているので、これを改めるため本日は『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』を読みました。ザクッと書評をお伝えします。

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書評 『「決算書」の読み方のコツと「経営分析」のポイント: 「5つの箱」で理解する』  高下淳子著

キャプチャ

本書は比較的初心者向けに、『決算書の読み方』と『経営分析』が両方簡潔に書かれています。所謂本当の初心者の人には少し分かりにくい部分があるかもしれませんが、実際に株式投資をやっていてもう少し決算書が読めるようになりたいと思っている自分のような人間にはちょうどいい感じの難易度だと思います。最初から最後までゆっくり読んでも2時間あれば十分です。もう少しビジュアル使って図解してくれると尚分かりやすいと思いますが、十分に及第点は行っているないようでした。

特に分かりやすく書かれていた参考になる部分を以下に示します。

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上記は賃借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を分かりやすく5つの箱に分けて示しています。これは決算書を読むうえで基本の基本ではあります。

つまり

  • 資産=負債+純資産(⇐期毎の利益余剰金が加算) ⇒ 賃借対照表(B/S)
  • 収益=費用+利益(⇒期毎の利益余剰金として資産へ) ⇒  損益計算書(P/L)

となっているということを図示しています。

会社の収益力を見る指標 ⇒ PERだけでなく、売上総利益推移や販管費推移を見る

普段企業分析を行う際には、自己資本比率やPBR、そしてもっとも重要視されているのがPERではないかと思います。ビジネスモデルの良い会社は成長力があり、収益力もあることが多いですが投資対象を選定するときには、それ以外に売上拡大に対して売上原価や販管費が相対的にどのように推移しているか確認することも参考になります。私はあまり製造業には投資しませんが、特にサービス業やIT企業などにおける売上原価・販管費は今後人件費高騰によって、競争力にも大きく影響を与えることになりますので、毎期しっかりと決算書を確認していく必要があると思います。

他にも営業キャッシュフローを見る重要性、営業キャッシュフローと営業利益の違いなど初心者投資家が悩むポイントについて簡潔に書かれています。

是非皆さんにも読んでいただきたと思いました。お値段もKindle版250円とお値打ちでした。
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