これからの不動産相場を家賃の面から考える ~アベノミクスと不動産バブル~

これからの不動産相場を家賃の面から考える ~アベノミクスと不動産バブル~

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12月6日の東洋経済オンラインのニュースで、中古マンション都心は底値から4割高~一部エリアではリーマン前の水準を突破~が報じられました。本記事では新規マンションの供給不足・人件費原材料費高騰の影響でマンション価格が上昇しているのにつれて、中古マンション価格も連れ高しているという内容だ。

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本グラフにも提示されているようにアベノミクスによってこの2年間で東京23区では10%程度、大阪3%、名古屋では7%の上昇となっている。さらに東京都でも人気の千代田区や東京五輪関連の湾岸エリアでは一部リーマンショック前の水準を超えてきたところもあるようだ。これからのアベノミクスがどうなっていくのか予想している本も既に出版されているようなので今度読んでみようと思う。
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アベノミクス1年目の昨年、不動産販売は絶好調で大量の供給を吸収するだけの需要がありました。今年後半に入り、急速に円安が進むに従い、外国人資本が資産価値の高い都心不動産に流入して価格を押し上げています。

一方で賃貸価格動向を別のデータベース不動産流通近代化センターを参照してみてみると以下のようになります。

キャプチャ当然といえば当然ですが、家賃にはマンションほど需給関係がタイトではありませんので、やや上昇傾向認めているもののマンション価格のような変化はありません。地元の名古屋のデータはちょっと探せませんでしたが、家賃は上昇している印象はありません。名古屋は地元ですが、中古物件など目を通してみると1-2年前より物件価格が上がり、利回りが低下している実感を受けますので、今は手を出し時じゃないなって思います。

現状はバブルではないという声が多いですが、円安で割安に見えるようになった不動産に資金が流入するようになって、さらに不動産も家賃から考えられる利回りが下がっている現状は、やはり不穏な感じがします。といってもまだ弾けるほどのバブルが膨らんでいるようにも思えないので、まだしばらく都心中心とした不動産価格上昇は続きそうですね。日本の異次元緩和⇒ECB国債買い入れの流れが続くのが既定路線になっているんでしょうか?

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歴史は繰り返すといいますし、これを機会に一度日本が経験したバブルについて勉強してみようと思います。