イケダハヤト氏の「儲かっていてお金もある経営者が、銀行からお金を借りる理由。」への反論

イケダハヤト氏の「儲かっていてお金もある経営者が、銀行からお金を借りる理由。」への反論

こんにちは。

東海地方は久しぶりの晴天の週末となっており、病院で感じる風にも少し秋を感じるようになってきました。

さて、のんびりしている合間をぬって、ここのところイケハヤブログで物議を醸している

儲かっていてお金もある経営者が、銀行からお金を借りる理由。

について、いろいろなブロガーからのコメントを参考にしながら、自分なりに考察してみたいと思います。

イケダハヤト氏の主張

以下がイケダハヤト氏のブログでの主張です。

ぼくらは、儲かっている事業にレバレッジを掛けるために、借り入れをするわけですよ。

(中略)

たとえば、銀行から利息2.0%で1億円を借りたとしましょう。

このときの金利コストは、年間200万円です。

1億円の事業投資をして、年間200万円以上の利益が出るとしたら、お金を借りた方がいいわけですね。

1億を借りて事業を作り、200万円以上の利益を出す自信がある場合、経営者は「お金を借りる」という判断をするんです。

一見すると、なるほどとなってしまいそうですが、いくつかツッコミどころがありますね。さすがイケハヤ氏。

  1. 「ぼくら」ということは、日本語では一人称にあたるわけですが、実際イケハヤ氏は氏の事業に基づき銀行から借り入れをおこなったことがあるのでしょうか?
  2. 「儲かっている事業にレバレッジを掛けるため」ということですが、実際預金があっても資金繰りに窮してつなぎ融資を受けている場合もあり、むしろ借金して事業を加速化させるために借金している企業なんてソフトバンクや一部も高成長企業以外にないんじゃないでしょうか?

まあ、いつもイケハヤ氏は炎上上等(いやむしろ炎上商法か)なので、このようなツッコミも織り込み済みだとは思いますが。

その後、いくつかの著名なブロガーの方も同様のテーマについて自論を展開されていましたね。

「Market Hack」広瀬隆雄氏の持論

僕が大変参考にさせていただいているブログとして、みなさんもよくご存じと思いますが、広瀬隆雄氏が運営する「Market Hack」があります。

ちょうど昨日ですが、ここでイケハヤ氏に呼応するように同じテーマについての記事が出ていました。(この二人時々ブログ上でやりあっているようですが、仲良しなんですかね(笑))

以下が主な部分です。

日本では「お金を借りる」ということを毛嫌いする風潮がありますが、お金を借りることの本質は「先食い」に他なりません。

(中略)

普通、ローンを組む動機は「先に利便性を享受し、後で払う」ことにあります。

(中略)

次に貯金がある人がわざわざお金を借りるケースですが、これはおカネを借りて事業などを始める場合、その事業から得られるリターンがお金を借りるコストより大きい場合、「借りた方がトク」になります。

広瀬隆雄氏のブログで好きなところは、金融リテラシーの決して高くない僕のような一般人にも非常に平易に内容が伝わるように書いてくれるところです。今回の内容もすごく腹落ちしますよね。

借金の意味を、プロ目線で見た場合に分かりやすく述べてくれていますね。

主要な持論については、イケハヤ氏と同様であるように思えました。

僕も基本的に大賛成なのですが、借入金利がこれまでになく低い状態で推移している本邦の状況は広瀬隆雄氏の言う「お金を借りるコスト」が極小化していると考えらえるわけですが、それでも貸付先がなくて困っているというのはいかにも悲しいですね。

それでいて、個人の不動産投資家に高利で貸し付けるスルガ銀行もあったりして、どんだけ情弱なんだよって思ったりしてしまいます。

さて、最後に僕の大好きなブログ、バフェット太郎氏の持論も見ていきます。

バフェット太郎氏のご意見

そして今日、満を持して(笑)バフェット太郎氏が持論を展開してくれました。

「貯蓄は美徳で借金は悪」という非常識

タイトルからわかる通り、バフェット太郎氏も借金はすればいいんだよーっているスタンスです。以下が主な主張点です。

日本人の金融リテラシーはお豆腐のカロリーくらい低いから、いまだに「貯蓄は美徳で借金は悪」だと考えています。

(中略)

たとえば、脱サラした人が借金をして飲食店を開業した場合、毎月の返済額と利息以上の収入が見込めるなら、それは良い借金したことになります。反対にそれが見込めなければそれは悪い借金をしたことになるわけです。
つまり、借金が良いとか悪いとかではなくて、借金をした後に毎月の返済額と利息以上の収入が見込める投資対象かどうかに良し悪しがつくわけです。

まあ、ほとんど広瀬隆雄氏の受け売りですね。

バフェット太郎氏は、個人投資家界隈では有名な炎上ブロガーなので、上記リンクを見てもらえばわかるように、読者をバカにしてアクセスを稼ぎまくっている優秀なブロガーです。僕はバフェット太郎氏のすごい点は、きちんと勉強しているし自分なりの考察を加えているところだと思っています。そういう意味ではすごく尊敬していますが、あんなに炎上させなくてもとは思ってしまいますね。

ちなみに金融リテラシーはお豆腐のカロリーくらい低いってなかなかいいですね。

一応最後に引用やまとめばかりでもつまらないので、自分の意見もすこしだけ。

NOBBUの持論

こうやって見てくると、三者三様ではなくて、みんな同じことを言っているんですよね。つまり

将来性があって儲かる事業をできるのであれば、借金してでもすべき

これ、当たり前のことなんですよね。

今は金利コストも極小化していますから、みんなやればいいんですよ。

でもなぜ皆さん借金をしないのでしょうか、そこに答えがあるような気がします。

おそらく三者とも借金して事業した経験ってないんじゃないかな(邪推)

日本人の気質というバフェット太郎氏の言い分も一理あると思います。ですがそれよりなによりやはり将来性があって儲かる事業というのが、かなり見つかりづらいというのが現実なのではないでしょうか。

僕も研究者と臨床家のはしくれですが、基礎研究・臨床研究・ベンチャーの勢い無いよなーって実感しています。

先日高校の同級生がたまたまニュースに出ていて、年間数千万円の予算を与えられて中国で研究しているという現状を知りました。

事業にせよ研究にせよ、日本人がより将来性のある選択をするためには、日本から飛び出していくことが必要なのではないかと感じています。